日々の活動をお届けする
2019/11/13
卒業生紹介 Vol.3
柔道整復師の資格取得後、勤務先となる接骨院や整形外科の求人は多数あり、
治療家目指して、みなさん各職場で頑張っています。
学校を卒業したら、どういう職場で経験を積んで自分の目標に向かっていくのか。
4月から勤務をはじめた卒業生の職場を訪問しました。
今回は、埼玉県立高校卒業後、柔道整復師を目指して本校へ入学した「安達先生」です。
安達先生は、本校卒業後、デイサービス(通所介護施設)で機能訓練指導員として働いています。
あまり聞きなれない方も多いかと思いますが、利用者さん(お年寄り)一人ひとりの身体の状態に合わせて
機能訓練(下の写真のようなこと)を担当し、できるだけ自分の身の回りのことができるようサポートしていく仕事です。
本校の就職先でも少しずつデイサービスを希望する人が増えてきています。安達さんは、
なぜ接骨院や整形外科ではなくデイサービスを選んだのですか。
柔道整復師を目指したきっかけは、接骨院の先生にお世話になり自分も「ケガ」で苦しむ人を少しでも救いたい!
という思いで入学しました。しかし、在学中に親類が病気で倒れ、介護が必要になったとき、不自由な思いをしている
お年寄りの役に立つ仕事が私には向いていると思いデイサービスに決めました。
仕事をしていてうれしいことは何ですか。
柔道整復師は、骨折や脱臼、捻挫などの損傷の治療を専門とし、ストレッチや筋力トレーニングなどの運動による
機能訓練を得意としています。初めは歩くことが大変だった利用者さんが、機能訓練をうけ、自分の足でしっかり運動できる、
その人らしい生活を取り戻す手助けができる、それが喜びです。
午前と午後、多くの利用者さんと接している姿は、本当に生き生きとしていました。
地域のお年寄りがいつまでも元気でいられるよう、安達先生頑張ってください!