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2011/04/21
平成23年度国家試験に向けてスタート!!
本校の在校生にとって柔道整復師国家試験は一つの大きな関門であり、"当面"の目標でもあります。
当面と記述したのには理由があります。国家試験に合格すれば、法律的に資格が付与されますが、
それで治療家としての柔道整復師になれた訳ではありません。
言ってみれば、真の柔道整復師になる切符を貰えたと捉えた方が的を射ていると思います。
即ち、国家試験は柔道整復師へのスタートラインと言っても過言ではありません。
本校では毎年3年生になると、翌年3月に控えた国家試験を目指して、本人?クラス?担任?学校が
一体となって『全員合格!』の合言葉の下に結束し態勢を整えます。そのキック・オフとして例年ですと
筑波山一泊研修を実施して来ました。これは、筑波山神社の参詣口にある老舗旅館「江戸屋」を会場
として、初日は国家試験に関する諸情報を提供すると共に、国家試験日までのサクセス・ストーリーを
個々に、且つクラス毎に、練り上げる為の話し合いなども行われます。先ずは、心構えを作ることが
大きな目的です。夜は、クラス別、部屋別に夜を明かして議論し、お酒も入って一層の懇親を深めます。
しかし今年は、3月11日に発生した東日本大震災と、その被災状況、および余震発生などを考慮して
種々協議・検討の結果、一泊研修を取り止め、いつも学校行事を行っているメトロポリタンホテル池袋
に会場を移しての日帰り研修となりました。
会場は変わりましたが、実施した内容は例年通りのメニューでした。残念ながら夜通しの思い出づくりは
できませんでしたが、その分、研修後の懇親会では凝縮した盛り上がりを見せていました。
参加された教職員の感想では、今年の3年生の雰囲気は例年にも増して良いまとまりを感じさせており、
幸先の良いスタートになりました。
これから来年3月4日(日)に行われる国家試験に向けて最適の学習スケジュールを立てて、着実に
実行してください。同時に、視線をもう少し先まで延ばして見たら如何でしょうか?
来年の今頃、国家資格を取得して、それぞれの目指す柔整師の道に歩み出す、その時を各自の
胸の内に具体的なイメージとして思い描いてみてください!素晴らしいですね~、ガンバレ3年生!