東京柔道整復専門学校は、平成24年6月24日（日）設立60周年記念式典と祝賀会を開催しました。

式典では、校長、同窓会会長の挨拶につづいて、本校の高山理事長による最終講義？が
行われました。高山理事長は"卒寿"になられます。これまでに全国柔道整復学校協会や
柔道整復師国家試験を実施・運営する柔道整復研修試験財団の設立に深く関った経緯から
業界ではいろいろな機会にスピーチや講義をされてきましたが、そろそろ年なので後進に
道を譲るとの前提で、今回を最後の講義にしたいと仰っていました。

当日の特別講演は、オリンピック柔道で前人未到の3連覇を果たした野村忠宏選手に
お願いしました。"3連覇"とは柔道競技だけではなくオリンピック全種目を通しての
"前人未到"の記録です。

講演終了後、本校で行っている小学生向けの柔道教室『杏文柔道クラブ』のメンバーを
代表して、吉村綾乃さんと櫻田ユリアさんから感謝の花束贈呈が行われました。

3人の手には、野村選手が獲得したアトランタ・シドニー・アテネ各大会の金メダルが輝いています。

その後は、会場を変えて祝賀会が開催されました。
祝賀会では、第1期生から第60期生までの卒業生と在校生200余名と教職員約100名が
一堂に会して楽しいひと時を過ごしました。

写真中央の女性は、元防衛大臣の小池ゆりこさんです。急遽お祝いに駆けつけてくださいました。