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2013/04/11
国民年金『学生納付特例』説明会を開催しました。
東京柔道整復専門学校では、平成25年4月10日(水)に、日本年金機構練馬事務所のご協力を得て、
国民年金保険料の学生納付特例についての説明会および相談会と、その場で申請手続きを受付ける
催しを実施しました。
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これは今年が初めの催しで、当初はどれくらいの反響があるものか少なからず危惧していましたが、
開始時間の17:10には、総勢50名程の学生諸君が参集してくれました。
説明会に参加した学生諸君
国民年金については、少子高齢化に伴い受給者数と納付者数の間で、かつての様なバランスが崩れてしまい、
ほぼ確実に予測可能な人口推計からすると、今後更にその傾向が強まることから、いずれ崩壊するとの見方も
叫ばれていて、それならば納付しても無駄だとの安易な結論だけが独り歩きしている状況があります。
年金事務所の方の説明からすると、60歳を過ぎてから受取る老齢年金については、その懸念が否めないが、
国の社会保障政策に関わる最重要事項であり、財政破綻に陥った他国の例から見ても、国民年金だけは、
最終最後まで守られており、そうそう簡単に崩壊することはあり得ないようです。
また不慮の事故に遭ったときの障害年金や、被保険者が死亡した時に、ご遺族が受取れる遺族年金などは、
今現在の補償内容であり、加入していなければ受取ることができなくなってしまう。 この点を見逃していて、
いざという時に困ってしまう人が多いとのことでした。
学生納付特例の説明に聞き入る学生たち
メイン・テーマである『学生納付特例』とは、年金に加入していても収入が少ない学生の間は、保険料の納付を
猶予してもらえる制度で、その期間も老齢年金の受給資格となる加入期間には算入され、万一の事故などで
被災した場合に、障害年金や遺族年金の受給が出来る制度との事でした。非常に大切な話しでした。
いずれにせよ、年金に加入するか否かは個々人の判断によるのですが、先ずは、その内容を熟知した上で
慎重に判断としないと、思わぬ不利益や不便を被りかねません。今後も継続して同様の催しをやる予定です。
今回参加できなかった諸君は、次回以降に是非ご参加ください。