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2023/8/10
授業紹介第13回「アダプテッドスポーツ」
この授業は、柔道整復師として社会で活躍する上で、『患者さんや選手など、相手の状況を理解し考える力を養う』目的で、全てのコース・クラスでカリキュラムに入れています。
今回は車いすラグビーで活躍中の今井 友明選手を講師に迎えて開催しました。
車いすラグビーとは?
頸随損傷や機能障がいなど四肢に障がいのある選手たちで行なわれます。
選手には障がいの程度に応じて0.5〜3.5点の点数が与えられており、1チーム4人の持ち点の合計が8点を超えてはならないので、チームの組み合わせも戦術として重要です。
車いすの種類は2つ!
【攻撃型】
細かいターンや動きができるコンパクトタイプ
【守備型】
相手の動きを止める為に突き出したバンパーが特徴
競技について学んだところで、実際に体験!
車いすの違いについて知ろう!ということで、まずは日常生活で使用する車いすから。
次に車いすラグビーで使われる競技用の車いす(通称:ラグ車)を体験させていただきました!
バランスを取るのが難しそうです。
タックルを体験!
車いす競技の中でも唯一タックルが許されているのが「車いすラグビー」
アダプテッドスポーツの担当である瀨谷先生は様々なパラスポーツのトレーナーとしても活動しています。
トレーナーとして感じるのは「競技によって選手に起こるケガや衝撃を理解することが重要」とのことで、タックルされた時の衝撃を体験しました。
車いすがぶつかる瞬間の金属音はでとても迫力があります!
最後に今井選手から
私の障がいは寝たきりの人が多いですが、このようにスポーツができる人もいます。
直接会ってコミュニケーションを取ることで知識も身につくと思いますし、皆さんに車いすラグビーについて知ってもらえて良かったです。
将来、柔道整復師として働く上でもコミュニケーションを取ることはとても大事なことです。
色んな知識の幅を広げて、どんどん挑戦してください!
今井選手、ありがとうございました!
今後の更なるご活躍を祈っています。
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